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制度の終焉と営業倫理:公娼廃止から学ぶ“色恋営業”の限界と法的リスク

こんにちは、副業チャットレディ歴2年ちょっと、昼は普通のOLをしている凛々です。今日はちょっとまじめな話を。

副業の世界では「効率よく稼ぐ」ことが美徳のように語られる場面があります。でも、稼ぎ方によっては、自分の信用や安全を削ってしまうことも。今日は、そんな“営業の境界線”について、ちょっと歴史を遡りながら考えてみたいと思います。

1946年1月21日、GHQは高級副官部補佐H.W.アレン大佐の名前で、日本政府に対する覚書「日本における公娼の廃止」を発し、公娼制度はデモクラシーの理想に違反し、個人の自由発達と矛盾するという理由から、その廃止を命じた。ここに、明治維新以来、貸座敷という名称で存在を許されてきた公娼制度は形式上、終焉することになった。
戦後日本の公娼制度廃止における警察の認識~内務省警保局保安係「公娼制度廃止関係起案綴」の分析~

戦後すぐに終わった「公娼制度」は、ある意味で“形式として認められた色恋営業”でした。でもGHQは、こうした制度が「個人の自由発達に矛盾する」として真っ先に廃止を命じました。

ここで注目したいのは「形式がどうあれ、それが人の自由や尊厳と矛盾していないか」が問われたということ。実は、現代の副業世界でも、この価値観は地続きなんです。

不当な営業手法を用いた結果、消費者トラブルや訴訟問題が発生すれば、店舗運営に必要な時間とコストが著しく増加します。結果的に、規制施行後の営業基盤を失う恐れがあります。
色恋営業禁止直前の『荒稼ぎ』発想が危険な理由と今取るべき対応策

たとえば、チャットレディの世界では“色恋営業”という言葉がつきものです。相手に「好き」と言って期待を持たせることで、リピートや課金を促す手法。確かに短期的な収入にはつながるけど、私はそこに一つの「制度疲労」を感じます。

表面的な好意でリピートしてくれる人は、裏を返せば「信頼ではなく幻想」にお金を払っている。そして、幻想はいつか破れる。

副業とはいえ、そこで自分が築く「信用」や「応援してもらえる理由」は、もっと健全なほうがいい。私は、実際の会話の中で知識を話したり、ちょっと笑ってもらえるような言葉を投げたり、自分なりの“信頼営業”を選んでいます。

私が意識しているポイント

  • 色恋ではなく、「話していて癒される」空気感づくり
  • リピーターには感謝を言葉で伝える
  • ブレないキャラと返信スピードで安心感を出す

制度が変わっても、人との関係性は変わらない。信用を損なう一手が命取りになるのは、公娼制度が廃止されたあの時代も、オンラインで稼ぐ私たちの今も、同じこと。

“短期の稼ぎ”ではなく、“長期の信頼”を積む。それが、私がこの副業で学んだいちばん大きなことかもしれません。

また書きますね。読んでくださってありがとうございます。


by rinrinrin8787 | 2025-05-22 09:47 | Comments(0)

都内で会社員をしながら、夜はチャットレディとして活動している30代OLです。 副業として始めてから2年。最初は戸惑いもありましたが、今では自分のペースで無理なく続けています。 このブログでは、体験談や気をつけたいこと、リアルな報酬感や失敗談などを正直に綴っています。 「チャットって怖くない?」「会社にバレない?」という方の不安が少しでも軽くなれば嬉しいです。


by 凛々